Posted on 2023年9月14日 in 独立
プログラマとしての働き方には、企業に属する方法とフリープログラマとして独立する方法の2種類があります。高いスキルや実績を持ってフリープログラマとして働くと、自分の好きな案件を選んだり、好きな場所で好きな時間に自分のペースで仕事ができたりと、さまざまなメリットがあります。フリープログラマとして独立するうえで特別な資格は必要なく、働くために必須のスキルや知識を有していれば可能です。しかし、以下のような手続きが必要になります。
まず提出しなければならないものは、最寄りの税務署への「開業届」と「青色申告承認申請書」です。開業届を出すと、屋号で仕事用の銀行口座を開設することができるので、義務ではありませんが提出しておくと便利です。次に、「国民年金」と「国民健康保険」の手続きを行いましょう。これまでは企業が行ってくれていた手続きも、フリープログラマになると自分で手続きしなければなりません。これは、市町村の窓口で行えます。
さらに、収支を管理するための手続きも必要です。仕事用の銀行口座を開設したり、クレジットカードを申し込んだりして、仕事用の出費はこの口座から引き落とすようにしておきましょう。手続き以外にも、売上計画の作成や複式帳簿の作成をしっかりと行うことで収支を明確に管理できるため、お金の面の不安を取り除けます。そして、フリープログラマで働くために重要な通信環境に関しても、忘れずに手続きをしておきましょう。